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第一弾 義援物資の郵送

何も手につかなかった二週間。

毎日刻々と入る、被災地の現状を思うと、どう手がつけられるというのか・・・

筆者においても仙台の親戚と連絡が取れたのも数日前。福島の友人宅の安否もようやく確認できはしたが、しかし岩手の知人はまだ不明。

そんな中じっとしていることがどれほど苦痛であるか・・・

避けたいと思う災禍が一度に来たような今回の天災に愚痴を言ってもしかたがないとは思うのだが。
直接の被害を被ったわけではないけれど、気が狂うようなこの二週間だった。

災禍こそ少なかったけれど町の様相は一変した。
内外の観光客でごった返していた町は、嘘のように閑散とし、店を開けても仕事にならない。
人が通らなければどうしようもないと商売仲間は嘆く。

かつてない状態がいまだに続いている。

それでも自分の痛み以上の痛みに僅かでも応えたくて、
せめてものお手伝いと、商店会の仲間と声掛け合い支援物資を捻出し今日、区の窓口に届けることができた。

4月3日には通りに出て、寄せ書きを道行く人にお願いしてみようと思っている。

これですべてなんてとても思えないけれど、じっとしていられないんだ・・・

「異体同心」という言葉がある。
仏教の用語で、読んで字の如く体こそ違うが心は一緒だよということ。

「相身互い」ということばもある。

まだまだ安否不明の確認が取れない状況の中、「生きる」ことを懸命に実践しておられる被災地の多くの方々に対して、僕らにできることは経済の復興に力を注ぐことなんだろうと思う。

と・・・

本当にそれこそ身を入れて心を入れて頑張らなくちゃ。

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